エッセイの書庫

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結婚について

もしも、「生きるって素敵だな、嬉しいな」と感じている人がいたとして。
その人に、「一緒にいると、ますます嬉しいな、幸せだな」と感じる相手がいたとしたら。

2人がともに過ごすことは、どれほど世界を照らすだろう、って思います。
想像しただけで、いいなぁ、素敵だなぁって、こんなに思える。

きっと、いろんな存在達やら、空や、海や、風や、星や、大地やらも、
「あぁ、なんだか、いい感じだねぇ」って、思ってくれるんじゃないかなと思う。

肉体を持ったものも、魂も、御先祖さまとか、天使さん、精霊さん、神さま、
街が、国が、社会が、時代も、制度も、みんなが、お祝いしてくれるんじゃないかなと思う。

幸せな人が1人いるだけでも、その幸せは世界に広がっていくのだけれど、
そういう人同士が、結婚して2人になって、
もしかしたらさらに、家族ができて、3人、4人、何人にもなっていったら。

「幸せだね、素敵だね」って、祝福の波が幾重にもこの星を包んでいき、
やがては、宇宙にも響いていく。

その嬉しい波が、よせてはかえって来ることを、最初の2人もきっと感じていて、
自分たちを祝福してくれる全てに、「ありがとう」って思うんじゃないかなぁ。

結婚って、ライトワークなんだと思います。
大切に想い合う2人が、祝福をうけ、感謝をし、幸せの波に揺られて、世界を光で満たすような。

そんな愛のやりとりを、「一緒にやっていきたいね、やっていこうか」って、
互いが、そこに幸せを感じたもの同士で紡いでいく、光のライフワークなのかな、って。
そんなだったら、素敵だなぁ、って思います。

もちろん、そういう素敵な関係であるなら、必ずしも、「結婚」をしていなくても構わなくて。

でも、もしも。
これまでに「結婚」てものをしてみたものの、
手放しに幸せだと感じる経験までは、感じられなかったなぁ、っていう人や魂があるなら。

祝福と感謝の波に触れていくことで、知らず知らず癒されていくものもあるのかな、と思うのです。
時間や、空間を超えて、愛に照らされていったらいいな。

そして、なんだかんだ書いたけれど、結局は
難しいこと考えずに「一緒にいると嬉しいね」って気持ちだけで、
もう、充分だと思うんですけどね。

みんな、幸せで嬉しい結婚の日々を過ごしてくれたらいいいなぁ、と思います。

(2021. 10. 27)

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